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Mapleleaf Hockey School
7-1-3-6-305 Kiyota,
Kiyota-ku Sappori-city
Hokkaido 004-0877 Japan

Cell> (090)6267-4337
Fax> (011)792-1761

4. カナダと日本の環境の違い

【年齢別のクラス分け】
年齢別のクラス分けはカナダと学校単位や地域クラブとしての「チーム活動」が主導となっている日本とでは大きく異なります。カナダのマイナーホッケーは2年ごとにクラス分けされ体力差や体格差が大きくならないように構成されています。これにより同じくらいのレベルの子供達だけで練習や試合を行うことができるため、その年代に必要な練習を効率よく行うことができ、試合も拮抗したものになります。また、そのレベルで特出した能力のある選手は、上のレベルでプレーすることもできるため、更に高い目標も持つことが出来るシステムになっています。さらに同じ年代の中でもレベルに合わせたクラス分けをすることにより必要以上に選手を確保せず全ての選手が試合に参加できます。補欠を作らないことにより全ての選手が試合経験をつむことができ、どの選手にも可能性を与えることができます。学校単位のトーナメントが多い日本では全ての面で2年ごとのクラス分けは難しいと思いますが6年が一括りになっている小学生クラスは早急に対応すべきであると考えます。

【年間スケジュールの違い】
年間を通してのスケジュールもカナダと日本では大きく異なります。年間を学校やチームとして活動する日本と違いカナダでは、シーズン中(9月~3月)以外はチームとして活動せず各個人でスキルアップしていきます。まだ将来何をしていこうか決めていない子供達は違うスポーツ(サッカー・野球・ラクロス)を楽しみながらスキルスクールへ通います。違うスポーツを楽しむことはクロストレーニングとしての効果と身体能力の向上に役立ちます。また、昨シーズン自分に足りなかった課題をスキルスクールに通って補い、更に向上し9月のトライアウト(チーム選考試験)に臨みます。選手には個人差がありどの年代で延びてくるかわかりません。例えば10歳、11歳とその年代のBチームにいた選手が12歳の時に急激に成長し13歳でAAAチームに昇格し活躍するといったケースはたくさんあります。スキルは短期間で身につくものではありません。毎年、継続することで少しずつ小さなスキルを身につけそれが大きなスキルとなり、筋力、体力のアップと合わせて成長していきます。